私は、いまだに友人に真面目だと言われます。

もちろん、真面目にも良い意味と悪い意味の両方があると思います。ただ、物事に取り組む姿勢は大事だと思っています。

私たちが、家づくりの仕事を始めたのは父の代からで、約40年になります。実は結構、長いことやっています。（笑）
父は生前「なぜ日本の家は30年程度で壊されてしまうのか！本来、日本の木造住宅は100年は持つはずだ。親から子へ、子から孫へ引き継げる家を造れば日本はもっと豊かになるはず」と語っていました。

しかし、そんな家を作ることが本当にお客様のご要望なのでしょうか？そんな疑問を持ったこともありました。

ただ、大事に思っていることがあります。『家は、引き渡せば終わりというものではない』ということです。

ひょっとしたら、多くのハウスメーカーは引き渡せば終わりかもしれません。（中には、10年ごとに外壁塗装をしないと保証が切れてしまうなんてことも聞いたことがあります。）

しかし、家は住まう方々と共に変化していくもの。家族の変化と共に快適の形は変わってくるものです。
そして、長く快適に住み続けていくためにはメンテナンスは欠かせません。残念ながら、なにもせずに100年持つ家を建てることはできません。ですから、完成後20年30年と経っても困らない家を建てることを目標にしています。

デザインだけ、流行りだけを追求しているのでは、長い目で見てよい家とは言えないと思うのです。そして、そうすることで、父の「志（こころざし）」を継いだ家づくりをしていくことにつながるのではと考えています。

岡山という地域に適した家、そしてその中でもそれぞれの場所にあった家を考えてお造りし、お客様が長く快適に暮らすお手伝いが出来れば、こんなに幸せなことはありません。

責任ある仕事をします。ぜひ、当社にお任せください。

代表取締役 髙森 壮一郎